認知症でお困りの方は,ご本人のみならずその周囲の方々にまで及びます.
身近に相談する場がないということも問題の一つでしょう.
そんなお悩みを抱えている全ての人に,問題解決とまではいきませんが,少しでもお役に立てる情報が提供できればと思っています.
共に悩み, 共に想いを分かち合いましょう!!

2012/11/28

久々の・・・

久々にブログを開いてみたら・・・
な、なんと1年も更新していないことに驚き!!

年賀状の返信もしない社会不適応者が
ブログを始めたこと自体が間違いだったか・・・


2012年9月に厚生労働省が「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」
なるものを発表した。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002j8dh-att/2r9852000002j8ey.pdf


ここには「認知症初期集中支援チーム」というイギリスで実施されている仕組みを
参考に、包括支援センター等に設置すると謳われている。

「認知症初期集中支援チーム」の職種の中には「作業療法士など」と記載があり、
作業療法士が認知症の方へ積極的に関与する時代がくることを予感させる。

http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/dementia/dl/houkousei-02.pdf






2011/11/15

メマリーの副作用

ある学会で「アルツハイマーの場合はメマリー20㎎でも大丈夫だけど、レビーの場合は慎重にすべき!」と話していた医師がいた。

河野先生の「コウノメソッド2012」では「奇異反応が多く、患者が歩けなくなることもある」「重篤な副作用はDLB(レビー)に限っておきるのではなく、ATD(アルツハイマー)でも同様におきる」と示されている。

先日出会った方はメマリー20㎎を処方されており、歩行障害(膝関節屈曲位、小刻み歩行、歩行耐久性の低下、速度低下)が顕著であった。
服薬を見直していただき、歩行障害が軽減!!

アルツハイマーとの診断だが、おそらくレビーへの移行ケース。
確実にメマリー20㎎は過剰だったと思われる。

2011/11/01

メマリーの内服量にご注意!!

河野先生曰く・・・
「メマリーは日本人に合わない」とのこと。
副作用が多いようです。

めまい、歩行障害、記憶の低下など認められたら
きっとメマリーが合わない、もしくは量が多い可能性が
あります。


2011/10/27

小刻み歩行に注意!!

車を運転中によくすれ違う小刻み歩行のご老人。
少し前傾ぎみで、表情も乏しいかたはご注意です。

すでにパーキンソン関連疾患の診断がある方もない方も・・・

ちょっとした物忘れや幻覚・妄想などが出現したら・・・

レビー小体型認知症の可能性があります。
以外と誤診されやすいこの病気。
小生が出会う利用者にも結構多いです。

ちなみに・・・
アルツハイマー型認知症からレビーに移行するケースも
あるようです!

上記の症状には要注意です!!


先生の講演会に参加

10月22日(土)
西区にある西公会堂にて、河野先生の講演会に参加。
ホール会場は満員!!
認知症への関心の高まりを肌で感じます。

な、なんと!?
先生の診療場面がDVDとなって発売されるとのこと。
すぐに予約します。絶対に!!

講演で紹介されていた「プロルベイン」
凍結乾燥ミミズエキスの酵素により、動脈硬化の原因となる血栓を
溶かす作用の元のt-PAを分泌させるとのこと。

現在、小生の父で実験中です。

効果があったらご報告します!!

2011/06/21

師匠!!

私の師匠。
名古屋フォレストクリニックの院長である河野先生だ!

師匠と言っても、一度もお会いしたことはない。

先日、勇気を振り絞りドクター河野宛に手紙を出した。
数日後、ドクターからメールが!?
私の見学依頼に対する返信だった。
結果は・・・

「今は忙しい」とのこと。
ちょうど新薬であるメマリーの発売時期と重なってしまし
ただでさえ忙しい外来が更に忙しくなっている様子。

「また連絡します」とのことだったので
ひたすら待ちたいと思う。

ドクター河野の著書はとても解り易く、医療関係者でなくても
すらすら読める。

そして、いままで疑問に思ってたことが
一瞬にして紐解かれる。

緑区の開業医や勤務医にも是非見ていただきたい
文献ばかりだ!!

2011/06/14

まずは診断を!!!

なぜ診断が重要なのか?
それは認知症を来たす疾患の種類によって
内服する薬の種類や量が変わってくるからです!

ただしく診断して、適切な処方薬をいただくことが必要なのですね!


残念ながら、認知症をただしく診断できる人はまだまだ少ないのが
現状だと思われます。

大切なご家族を守るのは、やはり家族であるあなたです!

事前にいろいろ調べて、適切な医療を受けることが予後を
大きく左右すると思います。


医療界でよく耳にする言葉「歳だから・・・」


は大敵ですよ!
そんな場合はセカンドオピニオンをうけてください。